
「何か話すことないかな…」と、話題に困った時の助け舟となってくれる「天気の話」。
天気について英語で話せるようになると、初対面の人とでも焦らずに会話ができるので、非常に便利な話題です。
この記事では、「晴れのち曇り」「曇り時々雨」「大雨/豪雨」「小雨/にわか雨」などの雨を中心とした天気予報に関する英語表現をご紹介します。
日本語の「晴れのち曇り」のように、英語には決まった型がないので、「今日は晴れた後に雲が出てくるでしょう」のような文章で表現するしかありません。
そのためフレーズは長くなりますが、一つ一つの単語は難しくないので、自分が一番覚えやすいフレーズを見つけるのがいいと思います。例文は全てネイティブ音声付でご紹介しますね!
天気は1日の内にコロコロ変わりますし、ずっと晴れ、ずっと曇りということはないので、「のち」「時々」などの英語表現をマスターしておくと便利ですよ♪
「晴れのち曇り」は英語で?

「晴れのち曇り」を表現するには、以下のフレーズを使います。
そのまま直訳すると、「私たちは、太陽に続いて雲を見る」となります。「太陽に続く雲」、つまり「晴れのち曇り」です。
ここで注目して欲しいのが「〇〇 followed by 〇〇」という超重要フレーズ!!
「follow」は「続く、追う」を意味する動詞で、よく言う「アカウントフォローしたよ~」のフォローはこのfollowからきています。
「A followed by B」=「Aに続いてBがある」と覚えて下さい。「followed by」はネイティブもよく使うフレーズです。覚えておくと応用が利きますよ♪
それでは例文を見ていきましょう!
「followed by」の例文
・Today we’ll see clouds followed by afternoon sun. ![]()
(今日は曇りですが、午後は晴れるでしょう。)
・We’ll see rain, followed by clouds and eventually clearing. ![]()
(雨のち曇り、そしてやがて晴れるでしょう。)
・We’ll see clear skies followed by clouds. ![]()
(晴天のあと、やがて曇るでしょう。)
「曇り時々雨」は英語で?

「時々雨」を表現したい場合は以下のフレーズを使います。
「occasional rain」の「occasional」は、「時折の」や「たまに」を意味する単語です。 たまに降る雨、つまり「時々雨」を表現する単語としてピッタリなフレーズになります。「曇り時々雨」と言いたい場合は、「cloudy with occasional rain」というフレーズを使いましょう。
また、「a chance of rain」という言い方もできます。「a chance of 〇〇」は応用が利くフレーズの一つで、「〇〇の可能性がある」ことを意味します。
以下例文です!
「時々雨」の例文
・It will be mostly cloudy with occasional rain. ![]()
(曇り時々雨が降るでしょう。)
・We will have some occasional rain tomorrow. ![]()
(明日は時々雨が降るでしょう。)
・There is a chance of occasional rain. ![]()
(時々雨が降る可能性があります。)
・Today’s weather is cloudy with a chance of rain. ![]()
(今日の天気は曇り、時々雨が降るでしょう。)
大雨/豪雨は英語で?
大雨や豪雨を表す英語は以下のような言葉があります。
「heavy rain(ヘビーレイン)」はその名の通り、大雨でわかりやすいですね。
「downpour」の「down」は下を意味します。「pour」は飲物などを注ぐ時に使われる動詞です。「下に注ぐ」と書いて大雨を表しているんですね。
「torrential」は「激しい」「急流のような」という意味です。「heavy rain」よりも強く激しい雨が降っている様を表すときに使います。ニュースでもよく使われている単語です。
それでは例文を見ていきましょう!
「大雨/豪雨」の例文
・There was a heavy rain last night. ![]()
(昨夜は激しい雨が降った。)
・Heavy rain is expected tomorrow. ![]()
(明日は大雨のおそれがある。)
・The heavy rain prevented me from going out. ![]()
(大雨のため外に出られなかった。)
・According to the weather forecast, torrential rains are expected to lash the western part of Japan. ![]()
(天気予報によると、豪雨が西日本を打ち付けるおそれがある。)
小雨/にわか雨は英語で?
「小雨」や「にわか雨」を表現したい時は以下のような英単語を使います。
「light rain」はその名の通り「軽い雨」です。「heavy rain(大雨)」の対義語ですね。小雨を表すフレーズとして最も一般的で広く使われています。
「drizzle」は、霧のような細かな雨が降っている時に使います。
「light shower」は、軽いにわか雨です。一時的で緩やかな雨が降る時に使います。
「sprinkle」はよくネイティブが会話の中で使う表現で、パラパラと降る小雨を意味します。
「小雨/霧雨/にわか雨」の例文
・There was a light rain last night. ![]()
(昨夜は小雨が降った。)
・It’s raining lightly. ![]()
(小雨が降っている。)
・The drizzle didn’t stop us from playing outside. ![]()
(霧雨は私たちが外で遊ぶのを止める理由にはならなかった。)
天気予報に関する英語表現まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は雨を中心とした天気予報に関する英語フレーズをご紹介しました!
雨でうんざりする天気でも、新たな英語を覚えるチャンスだと思って乗り切れたら素敵ですね♪
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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