外国人観光客が年々増えている中、レストランにも大勢の外国人が訪れていることと思います。
特に市街地のレストランやホテルで働かれている店員さんの場合、「もし英語で接客ができたら!」と思うシーンは多いのではないでしょうか?
この記事では、食物アレルギーに関する接客英語について解説します。
アレルギー反応が出てしまってからでは手遅れです。適切な対応ができるよう、英語での注意喚起フレーズをご紹介します。
ネイティブ発音の音声つきです。
食物アレルギーは英語で?
食物アレルギーは英語で「food allergy」といいます。
レストランで使う場合、「allergy」と言えば伝わるので、「food」は付けても付けなくてもどっちでも大丈夫です。
発音はアラァジーです。アレルギーと言っても通じないので注意しましょう。
食物アレルギーがあるかを尋ねる場合
食物アレルギーの注意喚起フレーズをいくつかご紹介します。
Please let me know if you have any allergies or foods that you can not eat.
(もしアレルギーや食べられない食材がありましたら、お知らせください。)
(プリーズ レット ミー ノー イフ ユー ハブ エニー アラジーズ オア フーズ ザット ユー キャン ノット イート.)
If you are allergic to anything please let me know.
(もしアレルギーがあれば教えてください。)
(イフ ユー アー アラージック トュー エニーシング プリーズ レット ミー ノー.)
使われている食材を伝える場合
「こちらの料理は~」とご案内する場合、「This menu~」や「This food~」ではなく「This dish~」と言うのが一般的です。
「dish」は「皿」を意味する単語ですが、「皿に盛った料理」という意味でも使われます。
一品の料理に対して「menu」は使えないので注意しましょう。大抵の場合「menu」は「メニュー表」を指す場合が多いです。
「This food~」というと「この食べ物は~」という意味になるので伝わらなくはないですが、一品の料理を指したい場合は「This dish~」と言った方がスムーズに伝わるでしょう。
発音は「ディス ディッシュ」です。
アレルギーがあることを伝える場合
アレルギーの有無を尋ねることができても、答えを聴き取れなかったら困りますね。
「私は〇〇アレルギーです」というフレーズを聴き取れるようにしておきましょう!
食物アレルギーの種類
食物アレルギーといっても種類が色々あります。
代表的な食物アレルギーの言い方を英語でご紹介します。
卵 | egg |
かに | crab |
甲殻類 | shellfish |
小麦 | wheat |
そば | buckwheat |
牛乳 | milk |
落花生 | peanuts |
あわび | abalone |
いか | squid |
いくら | salmon roe |
オレンジ | orange |
カシューナッツ | cashew nuts |
キウイ | kiwi |
牛肉 | beef |
くるみ | walnut |
ごま | sesame |
鮭 | salmon |
鯖 | mackerel |
大豆 | soybeans |
鶏肉 | chicken |
バナナ | banana |
豚肉 | pork |
まつたけ | matsutake mushroom |
もも | peach |
りんご | apple |
ゼラチン | gelatin |
レストランの接客を英語で対応しよう!
レストランの接客で注意しておきたいことの一つに「食物アレルギー」があげられるでしょう。
もし私が何かしらのアレルギーだった場合、知らない外国で料理を食べることに多少なりとも不安になります。
またアレルギーがなくても、宗教上の理由などで食べられない食材がある人は世界に大勢います。
外国人観光客に安心して日本の料理を楽しんでもらえるよう、英語で対応出来たら素敵ですね!
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