私が子育てを通じて身に付けた意外な能力が仕事に役立った【体験談】

こんにちは、ぱるぱるです!今回は「子育てをするとこんなに凄い能力を身に付けられるんだよ!」というお話をしていきたいと思います。子どもを産んで幸せいっぱいのはずが、このような負の感情に見舞われたことはないでしょうか?

  • 社会から遮断されたような孤独感
  • キャリアが止まってしまった不安感
  • 仕事を失った喪失感

私も出産を機に仕事を辞めた時、「収入がない=自分の価値が下がった」とまで感じていました。当時の私は、子育てとキャリアは相反するものだから、子育てを優先するとキャリアは築けないとそう思っていました。でも実はそうではなく「子育てを通じて得られる能力は仕事に活かせる」と、今はそう確信しています。

よく「子育てと仕事の両立」という言葉を耳にするので、どうしても子育てと仕事は別々のものとして捉えがちですが、「互いが互いを高め合える存在である」と考えるようになってから、私の中で子育てと仕事の葛藤がなくなり、ふっと生きるのが楽になりました。

確かに時短勤務を余儀なくされたり、正社員からパート勤務にキャリアダウンしなければならない等の状況になることはあります。それゆえ降格したように感じますが、子育てを通じて確実にあなたの仕事能力は上がっています。他人から評価されないから実感がないだけで、能力は絶対に伸びています。ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、私が子育てを通じて身に付けた3つの能力をご紹介していきます!

私が子育てを通じて身に付けた3つの能力とは?

私が子育てを通じて得た能力は下記の3つです。

  • 仕事の段取り力
  • 感情コントロール能力
  • すぐ行動する能力

順番にご紹介していきます。

仕事の段取り力

子育てが始まると、日々のタスクが山のように降りかかります。

子「ぎゃぁあああ~~」
マ「(泣き止んで~~~。)」

子「ママ~トイレ~。」
マ「(あぁ~、1人で行けるようになって~。)」

子「ママ~こっちきて~。」
マ「(あぁ~、料理中だから後にしてぇ~~。)」

子「ママー…。」
マ「(もうこんな時間!保育園の準備と洗濯物畳んで、歯磨きと寝かしつけ…。)」

子「バッシャーン(牛乳こぼれる)」
マ「(ふー…。)」

毎日こんなんですよね(笑)

次から次へと発生するタスクを毎日休みなくこなしているんです。これって凄いことですよね?

限られた時間の中、子どもという予測不可能な生き物の相手をしながら、臨機応変かつ効率的に、そして時短も意識しながらタスクを一つ一つ達成していく。この段取り力、仕事に活かせないわけがありません。

感情コントロール能力が高くなる

あらゆるストレスにさらされている私たち現代人にとって、「感情をコントロールする能力」は必ず身に付けておきたい必須スキルです。自暴自棄になるのではく、「大丈夫、大したことない。」と自分に言い聞かせ、逆境から早く立ち直る能力は、仕事をする上でも必要です。

私は、子育てを通じて感情コントロール能力が格段に上がりました。というのも、育児という膨大なストレスを伴う重大任務をこなすためには、なんとかして平常心を保つ術を身に付けないとやっていけないからです。

子育てはイライラのオンパレードです。でも怒りたい感情をグッと抑えて子どもと向き合う場面が幾度となく訪れます。「感情任せに怒ってはいけない」そう言い聞かせて、時には失敗しながら、たくさん我慢します。

でもストレスを溜めすぎると人は爆発してしまうので、それは防ぎたい。だから事前にパパに子どもを見てもらえるようアポを取ったり、自分が楽しくなるようなことを計画したり、「今日はサボるけどそれでいいんだ」と割り切ったり、このようなストレス削減につながる工夫を取り入れながらなんとか生活しています。この行為こそが感情コントロール能力を高める訓練になっているのです。

やっぱり子どもの前ではなるべく笑顔でいたいし、「未来はこんなに明るくて楽しいことがいっぱいあるんだよ」と希望を見せてあげたいですよね。そのためにも、イライラしたママではいたくないので、ストレスを上手に対処して感情をコントロールする能力を鍛えています。子どものおかげて自分も成長させてもらっているんだなということを感謝したいですね。

脱完璧主義が即行動する能力に繋がった

私は子どもを産む前までは、これでもかっていうくらい完璧主義でした。掃除を始めると隅から隅まで綺麗にしないと気が済まないタイプです。でも子育てが始まるとそうは行かず…。「離乳食は手作りで既製品には頼らない」「旦那の晩御飯は4~5品つくる」「いつでも部屋を綺麗に保つ」このような生活を続けていたら身が亡びる危機を感じました(笑)

今は、「これくらいでいいかな!」「よそはよそ。うちはこれでいいんだ。」「6割くらいの完成度で十分じゃない!」と、完璧を求めずに、とりあえず終わらすことを重視するようにしています。

完璧主義者の場合、完璧に出来なかった時に「なんで私はこんなこともできないんだ」と自分を責めてしまい、ネガティブになりやすい傾向があります。そのため次の行動までに時間がかかるのです。自分を許せる人の方が、先送りをせずに即行動できる人になれると知った時は目から鱗でしたね。

子育てはキャリアの壁ではない

子育てとキャリア形成は女性の永遠のテーマです。子育てに絞ると「収入がないので経済的に旦那に依存する」ことになり、キャリアを求めて働くと「子どもとの時間を犠牲にしてまで働く意味はあるのか」と思い悩んだり、なかなか難しいです。

どちらも中途半端になってしまっている感覚になりますが、実はそうではなく、子育てと仕事の両立は相乗効果を生みます。子育てを通じて身に付けた能力は仕事に活かせるし、反対に仕事で受けた刺激は家庭に良い空気を送り込みます。子育てと仕事の対立構造を描くのではく、一本の線上に子育てと仕事があり、その先が人生の豊かさに繋がっていると考えると、一気に気持ちが楽になるのではないでしょうか?

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