小学校にも英語が導入されたことで、子供に英語に触れてもらいたいと考えているパパママは多いのではないでしょうか?
幼児期から英語に触れておくと、大きくなってから始めるよりも、英語に対する抵抗感を持ちにくいです。子供が英語を勉強として意識する前に、絵本で英語を楽しんでみませんか?
今回は0歳、1歳、2歳におすすめしたい英語絵本を選びました。
選んだ基準は・・・
・難しい英語が出てこない絵本。
(同じ文章が繰り返し出てくる絵本を中心に選びました。英語が苦手なパパママでも大丈夫!)
・海外ママからの評価が高い絵本。
(現地の人の評価が高いものは、異文化を学ぶ上でより勉強になります。)
・カラフルな絵本。
(0歳の赤ちゃんはまだ色をはっきりと認識できないのでカラフルな絵本を中心に選びました。)
・破れにくい絵本。
(赤ちゃんは容赦なくページを破きますからね…。(笑))
目次
BABY PEEKABOO
私が本当に買って良かったと思う英語絵本は「BABY PEEKABOO」です。この絵本は特殊な紙で出来ていて、大人の力でも破くことができません。
0〜2歳の子供は紙をクシャクシャにするのが大好きですよね。ビリビリになった紙の絵本をテープで張り合わせた経験のあるママも多いのではないでしょうか?
「BABY PEEKABOO」はどれだけクシャクシャにしても破れません。しかも、よだれで汚れたとしても本を丸ごと水洗い出来るのでとっても衛生的。
ボードブックも破れませんが、少し分厚いので持ち運びにはちょっと不向きですよね。その点「BABY PEEKABOO」は厚さ1mmだから全くかさばりません。オムツや飲み物などで荷物がどうしても多くなってしまうママには嬉しいですね。
絵は切り絵風で可愛く、とてもカラフルなので、まだ色の違いをはっきりと認識できない0歳の赤ちゃんにもおすすめです。
英語は、簡単なフレーズがテンポよく繰り返されるので、英語が苦手なパパママでも大丈夫。
破れない絵本はシリーズ化されていています。お話の種類が豊富なのでお気に入りの一冊が見つかるといいですね。
Peek-a WHO?
仕掛けの穴から次々と現れる登場人物たち。次は誰が出てくるのかなとドキドキしながら読める絵本です。
「Peek-a MOO」と、牛が出てきて、
「Peek-a BOO」と、はおばけが出てくる。
そして最後に登場するのは…、絵本を読んでいる君自身!最後のページは鏡になっていて、読んでいる子供の顔が映る楽しい仕掛けになっています。
英語はとても簡単で、同じ文章の繰り返しが多いので、英語が苦手なパパママでも楽に読めます。文章は韻を踏んでいて読みやすいです。
ボードブックだから破れる心配もありません。特に0歳におすすめしたい英語絵本ですね。いないいないばぁをして遊ぶのが好きな子にもおすすめです。
THE VERY HUNGRY CATERPILLAR
日本でも有名な「はらぺこあおむし」の原作本。日本語版を持っている人も多いのではないでしょうか。
この絵本はもう何度読んだかわからないくらい我が家では毎晩読み聞かせをしています。
数字、曜日、食べ物の名前を英語で覚えることができるのでおすすめです。
仕掛けの穴に指を入れて遊ぶこともできるので0歳からでも楽しめますよ。
0~2歳の子供には断然ボードブックがおすすめです。仕掛けの穴で遊んでいると紙だとどうしても破けやすいので…。
同じ絵本を2冊買うのに抵抗がある人には、バイリンガル絵本がおすすめ。「えいごでも読めるはらぺこあおむし」は、一冊で英語と日本語の両方を楽しむことができてお得です。
The Very Hungry Caterpillar board book
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Eric Carle Philomel Books 1994-03-01
Excuse Me!
「Excuse Me!」は「ありがとう」「ごめんなさい」「お願いします」など、子供が身につけておきたい言葉のマナーを英語で楽しく学べる絵本です。
例えば…
「No, thank you(ううん、でもありがとう)」
「Thank you(ありがとう)」
「Excuse me(すみません)」
「Yes, please(はい、お願いします)」
「I love you(大好きだよ)」
これらの表現は海外で非常によく使われています。これらのフレーズの使いどころを学ぶことができるのが、この絵本の良いところ。
例えば、げっぷをした時は「Excuse me」、おもちゃを壊した時は「I’m sorry」、何かを貰った時は「Thank you」など、子供に早い段階で覚えてほしい言葉がシチュエーションとともに載っています。
絵本の構成も工夫されていて、めくる仕掛けが楽しい一冊です。
GOODNIGHT MOON
「GOODNIGHT MOON」は寝る前に読むのに最適な絵本です。
椅子や時計、手袋に靴下など、家にあるもの一つ一つに「Goodnight」と声をかけていきます。
「◯◯、goodnight.」というフレーズが何度も繰り返し出てくるので、英語が苦手でも読みやすい。そして、その単調なリズムが子供の眠気を誘います。
絵はなんとも味のある独特なテイストで、その不思議さに多くの子供は惹きつけられるのでしょう。
ネイティブの発音で読み聞かせがしたいという人には、CD付きがおすすめです。CDの朗読はゆったりとした語り口で、弦楽器の音楽が不思議な絵本の世界観を表現しています。
Goodnight Moon Book and CD
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Margaret Wise Brown HarperFestival 2007-01-01
No, David
壁に落書きをしたり、食べ物で遊んだり、泥だらけのまま家に上がったり…。それを見て「No,No,No!」としかるママ。
いたずら盛りの子供と親なら毎日遭遇するであろう場面が、インパクトのある素晴らしい絵とともに表現されています。
「この子はうちの子かしら?」と、思わず共感してしまうくらい、まるで我が子を見ているよう。わんぱくな子供に手を焼いているパパママにもぜひおすすめしたい一冊です。
英語は簡単で文章も短く、絵を見るだけでも内容がわかるので、英語が苦手なパパママにもおすすめ。
最後はホッと心温まる言葉で子供に安心感を与えてくれる素敵な絵本です。
No, David! (Caldecott Honor Book)
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David Shannon Blue Sky Pr 1998-09-01
Where’s Spot?
仕掛け絵本と言えば「Where’s Spot?」と言ってもいいくらい海外では人気の絵本です。
どこかへ行ってしまった犬のスポットを家中探し回る母親のサリー。ドアを開けたり、ベッドの下を覗いたり、カーペットをめくったり…、遊び心溢れた仕掛けがとにかく面白いおすすめの一冊です。
英語も簡単で、同じフレーズの英語が繰り返し出てくるので、テンポ良く読めますよ。
Where is Baby’s Belly Button?
帽子のめくり絵をめくると、現れたのは赤ちゃんの可愛い目。洋服のめくり絵をめくると赤ちゃんの小さなおへそがちらりと見える。
目・口・おへそ・足・手などの体のパーツを楽しい仕掛けとともに学ぶことができる英語絵本です。
「Where are Baby’s ◯◯?」という同じフレーズが繰り返し出てくるので、英語が苦手でも読み聞かせが簡単にできますよ。
可愛くて温かみのある絵と、楽しいめくり絵が素敵な心に残る絵本です。
Karen Katz Little Simon 2000-09-01
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
「はらぺこあおむし」の著者エリック・カールが描いた隠れた名作絵本。まるで歌を歌っているかのようなリズミカルな文章は、読んでいてとても心地が良いです。
そして、なんといってもこの絵本の魅力は、見開き2ページいっぱいに描かれた色鮮やかな動物たち。次はどんな動物が出てくるのかな?とワクワクしながら読める絵本です。
英語は簡単で、同じ文章の繰り返しが多いので、英語が苦手なパパママでも大丈夫。
色と動物の名前を英語でリズムに乗りながら楽しく学べますよ。
Bill Martin Henry Holt Books for Young Readers 1996-09-15
first 100 Words
「first 100 Words」は 生活の身近にある物(食べ物・乗り物・動物・家具・色・形・生活用品など)の英語を100単語学べる絵本です。
物語ではありませんが、100もの言葉を1冊で学ぶことができるのは、他の絵本では得られないメリットですね。
海外ママからの評価はかなり高く、子供のファーストブックとして選ぶママもいます。
載っている写真はとてもカラフルで、いかにもアメリカらしいところが個人的には気に入っています。
この絵本をおすすめしたい理由は、言葉がカテゴリー別に分類されているところです。
例えば、「bedtime(寝る時間)」のページには、「pajamas(パジャマ)」「lamp(ランプ)」「crib(ベビーベッド)」などが載っています。同じく「outside(外)」のページには、「leaf(葉っぱ)」「stroller(ベビーカー)」「flower(花)」などの言葉が載っています。
関連する言葉が同じページに載っていると理解しやすいですし、生活のシーン別に分類されているので、子供にも覚えてもらいやすいです。
本のサイズは大人からしたら小さく感じますが、0~2歳の小さいな手で持つ分には丁度いいサイズです。また、ボードブックなのでページが破れる心配はありません。
我が家では、「Where’s the cat?(猫はどこ?)」と子供に質問しながら読んでいます。正しく指さしをしてくれたときは感動もんです!
First 100 Words
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Priddy Bicknell Books Priddy Bicknell Books 2011-05-10
英語絵本の読み聞かせのコツ
英語絵本の読み聞かせのコツは「正しい発音にとらわれすぎないこと」です。発音が下手だからという理由で読み聞かせが億劫にならないように注意しましょう。
親が楽しく読んでくれた経験は子供の頭に残ります。親子で楽しみながら、英語は楽しいんだよと絵本を通して教えてあげてくださいね。
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