「イェーイ!」の掛け声と共に相手の手と自分の手をパチンと叩き合うハイタッチ。
相手と喜びを分かち合ったり、スポーツのシーンなどでよく見られる動作です。
この記事では、ハイタッチを英語でなんて言うのかについてご紹介します!例文付きです。
ハイタッチは英語で?
ハイタッチは一見英語のように聞こえるため、「High touch」じゃないの?と思われがちですが、実際はそうではありません。
実は、ハイタッチは和製英語です。英語圏で使っても通じませんので注意しましょう。
アメリカでは、ハイタッチのことを「High five(ハイファイブ)」と言います。
高い位置で(High)、5本の指を(five)叩き合わせることからハイファイブと言われています。
反対に、低い位置でタッチすることを「Low five」と言います。

ハイタッチって英語だと思ってたわ。

そう、実は和製英語なんだ。それにね、ハイタッチを両手ですることを「High ten」と言ったりもするんだよ。

両手で指が10本だから「High ten」か!なるほどなぁ~!
ちなみにハイファイブの起源は、プロ野球の試合中に始めて使われたのが最も有力な説として考えられています。
それゆえ、現在でもスポーツで行われることが多く、相手の成功を称賛する時に使われていますね。
High fiveの例文
「High five」は以下の例文のように使います。
・Good job! High five!
(よくできたね!ハイタッチ!)
・Give me five!
(ハイタッチしよ!)
Point
「Give me five!」はアメリカでよく使うフレーズです。直訳すると「5を頂戴」ですが、「ハイタッチしよ」という意味になります。
グータッチは英語で?
ハイタッチ以外にも、アメリカでよくされる動作の一つにグータッチがあります。
お互いの拳を軽くぶつけるグータッチ。一度や二度、洋画などで見たことがある人は多いのではないでしょうか?
グータッチは英語で「fist bump」と言います。拳(fist)をぶつける(bump)ことで、挨拶や称賛、相手との友情や尊敬の念を表します。
・fist bump
ハイタッチを英語でしてみよう!
以上、英語でハイタッチの言い方をご紹介しました!
アメリカはボディーランゲージが非常に盛んな国です。今回ご紹介したハイタッチとグータッチ以外にも、親指を立てるサムズアップや、肩をすくめて「わからない」を表現する動作は日常的によく見られます。
英語を学ぶということは、こうした文化の違いを知り、あらゆる価値観や考え方を学ぶことでもあります。
自分の視野を広げ、客観的に日本の文化を見られるようになることに、語学学習の意義があるように筆者は思います。
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