「痛いの痛いの飛んでいけ!」は英語で?

子供が怪我をした時に言う、「痛いの痛いの飛んでいけー!」というおまじない。小さい子どもを持つお父さんやお母さん、また幼稚園の先生にとってはお馴染みのフレーズだと思います。

実は日本だけではなく、英語圏でも同じ意味合いの表現があります。

この記事では、英語で「痛いの痛いの飛んでいけ」の言い方をご紹介します!

 

 

痛いの痛いの飛んでいけ!は英語で?

痛いの痛いの飛んでいけは英語で「Pain, pain, go away!」と言います。

「Pain」は「痛み」、「go away」は「あっちに行け」という意味になります。

直訳すると「痛いの痛いのあっち行け!」です。「痛いの痛いの」と繰り返されるリズムが日本語と英語で全く同じなのが面白いですね。

ちなみに、米英を中心に親しまれている動揺「rain, rain, go away(雨、雨、あっち行け)」とリズムが似ており、この歌が元になっているとも言われています。メロディーに合わせて歌ってみるのもいいかもしれませんね。

 

アメリカでPain, pain, go away はあまり使わない

「痛いの痛いの飛んでいけ」の直訳は「pain, pain, go away」と紹介しましたが、実はアメリカではこのフレーズあまり使われていません!

海外の語学学習サイト(※)に載っているQ&Aによると、「Pain, pain, go away」はあまり使わない、そしてスタンダードな表現ではないと英語圏の方が書かれています。
(※参考サイト:https://forum.wordreference.com/threads/pain-pain-go-away.3392230/)

 

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ぱるぱる

え!使わんのかい!

 

はい、アメリカの多くのお母さんは「Let me kiss it and make it better.」と言います。

 

・Let me kiss it and make it better.
(良くなるよう私にキスさせて。)

 

このフレーズを言って、痛みがある所にキスをします。キスで痛みを和らげるなんて、なんだか映画みたいで素敵ですね。

 

 

痛いの痛いの飛んでいけ関連の英語フレーズ

「痛いの痛いの飛んでいけ」に関連する英語フレーズをご紹介します。

 

Are you ok?
(大丈夫?)

Where did you hurt?
(どこ怪我したの?)

Did you hurt somewhere?
(どこか怪我したの?)

Did you bump your head?
(頭ぶつけたの?)

Did you fell over?
(転んじゃったの?)

Ohh, it hurts doesn’t it?
(あぁ、これは痛いよね?)

Ouch!
(痛っ!/痛い!)

Don’t play with scissors, or you’ll get an ouchie.
(ハサミで遊んだらダメだよ。痛い痛いになっちゃうからね。)

I bumped my head.
(頭ぶつけた。)

I have a stomachache.
(お腹が痛い。)

 

 

 まとめ

以上、英語で「痛いの痛いの飛んでいけ」の言い方をご紹介しました。
日本では痛い所にに手を当ててはらいますが、アメリカではキスをして痛みを和らげます。
同じ「痛いの痛いの飛んでいけ」でも、日本と英語圏の文化の違いが見られるフレーズでしたね。
語学学習は単なる言葉の勉強ではなく、こうした文化の違いを学ぶためのコミュニケーションツールであることを改めて感じます。
みなさんも英語フレーズを覚える際は、フレーズの奥にある文化の違いもあわせて勉強してみてはいかがでしょうか?

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